保険屋さんのひとりごと
人間には誰しも愚痴というものが存在する。お客様の前でやたらと笑顔を振りまく人に限って、その反比例に愚痴が増える。
そう、保険屋さんもそのひとりであり、ここでは実際にあったお客さんとのやりとりや普段不思議に思っていることなどを公表しちゃいます。

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since 1999/10/17
「ムカッ」ときた一言
以前、車の事故の際にこの温厚な(?)私がお客さんに言われて「ムカッ!」ときたことがあった。
それは、『どうせ車の事故なんて、保険屋の力関係で決まるんでしょう?』という一言である。
これを聞いた私は、「じゃあ、力のある保険屋に切り換えたらどうだい?もうしらないよ!」と心の中でつぶやいていた。
もちろん、事故の対応はきちんとしたが、そのお客さんに対してはそれから心なしか冷たくなったような気がする。
「何故そんな事で怒るの」「そんなのよく言うことじゃない」「知り合いに聞いたことがあるよ」…皆さんはいろいろ感じるでしょう。
確かに、今までそんなことは何度も言われたことがあるし、こんなに「ムカッ!」ときた記憶はほとんどない。

先日、私達代理店の集まった時にあることが話題なった。
それは、車の事故があった時に、そのお客さんの銀行口座から保険代が引き落としにならず、その後の対応のことだった。
保険会社からは催促の手紙が行き、代理店からも請求をしていた矢先のことであったのだが、そのお客さんは『そんな手紙なんか来てないし、代理店からも何の連絡も無かった。
今まで何年も払ってきたんだから何とかしろ!』と完全に開き直っていた。そんな言い方をされた代理店は、当然の如く怒り心頭に達し「出ないものは出ません」と断った。
そのお客さんの気持ちも分らないではないが、無理してでも払っている他のお客さんのことを考えると、不公平だとは思わないのだろうか?
ものには言い方があるのに、そんな言い方をしたために「自分の首を締めている」ことに気付かないなんて…。
私がその立場にいても、恐らく同じ事をしていただろう。
話しは元に戻るが、事故の相対関係(過失割合)というのはほとんどの場合過去の裁判例を参考にするので、どちらかが嘘をつかない限り基本的な割合はすぐ決まることが多い。
よく、「大きい保険屋に入っていた方が事故の時に有利になる」などという噂があるが、私の経験上ではそんなことは100%あり得ない。
戦後の混乱期でもあるまいし、そんなことがまかり通るなら法律も契約もあってないようなものではないか…。 
平成13年1月15日更新