保険屋さんのひとりごと
人間には誰しも愚痴というものが存在する。お客様の前でやたらと笑顔を振りまく人に限って、その反比例に愚痴が増える。
そう、保険屋さんもそのひとりであり、ここでは実際にあったお客さんとのやりとりや普段不思議に思っていることなどを公表しちゃいます。

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since 1999/10/17
代理店は中間管理職?
先日、お客さんのところへ車の任意保険を継続しに行った時のことである。
今まで何年も掛けていただいていて以前に保険を使ったこともあり、保険の中身には多少知識のある人だった。
そのお客さんが珍しく私にお願いをしてきた。
それは、任意保険についている傷害保険の補償額を今年から下げて(少なく)案内していたからである。
近年、保険会社の事故による支払い金額が増えてきており、満期の一ヶ月くらい前に送る案内にも、
「保険会社からの規制が厳しくなり、前年通りの補償額では継続しにくいので額を下げてご継続いただきたい」との案内していた。
以前に事故でケガをしてその保険の良さを知っていたお客さんは何とか前年通りで契約したい、との一点張り。
私もこのままの契約をするには手続きの面倒さだけではなく、代理店として損害率(契約額に対する事故による支払い額の割合)が高いと自分の手数料にも影響してくる時代だ。
事故の時には、お客さんには「何とか多く出してあげたい」という気持ちと、保険会社に対しては「出来るだけ少なく納めたい」との気持ちもあり、どうしたら良いのか迷うことがよくある。
自分を信頼してくれるお客さんには、「いっぱい出してあげたい」と思うが、「全てのお客さんに公平にするべきだ」とももちろん思う。
確かに保険会社にしてみれば、「貰う金額より支払う金額が少ない」方がいいし、お客さんにしてみれば「払う金額より貰う金額が多い」方がいいと思うのは当たり前である。
今まで、私たち代理店にはいわゆる『飛び込み客』というのは皆無であった。
しかし、今後は他の保険会社で断られたお客さんが電話帳などで探して契約しに来ることが予想される。
我々も様々な対応方法を考えなければならない時期に来ているのだろう。  
平成13年4月25日更新