最近、若い人達を保険に入らない人が増えていることを実感する。

これは車の任意保険はもちろんのこと、連日経営危機が報道されている生命保険にも影響を及ぼしている。

任意保険については以前から未加入の若者はけっこういた。

実際、私が経験した車の事故の中にも相手が任意保険に入っていないケースが何度かあり、そのせいで解決までに時間も手間も掛かり「保険屋は何をやっているんだ!」と怒鳴られたことも何度もある。

任意保険が無いと『自賠責』だけとなるため、相手のケガに対してはある程度補償できても「対物」いわゆる相手の車・建物などの修理代についてはいっさい保険は使えない。

無保険の車と衝突した場合の対応についてはここでは詳しく書きませんが、保険会社だけでは対応出来ないことが多い。

では、なぜ若い人は任意保険に入らないのか?

車の任意保険は、昨年の保険料改定で運転手を「30才以上」に限定出来るようになり、そのツケが若年者に回ってきたのである。

特に「20才以下」の保険料金が20~50%程つり上がっているのである。

実際には無事故割引が進むので負担感は割と少ないが、我々から見ても「かなり上がったな」というのが正直な感想である。

これだけ保険代が高いと、車のローンだけで月々何万円も払っている人は保険代までは計算に入れていない。

ただ、現状としてはそんな場合、親が支払っているケースが多いのだが…。

また、近年消費者が雑誌の特集を参考に生命保険などの見直しをしており、本当に生命保険は必要なのか?と考える方が増え、それが若い人達にも影響を及ぼしている。

更に生命保険会社の相次ぐ破綻で、「保険に入っても保険会社が潰れるのなら入らないほうがいい」と考える人もいるのだろう。

保険会社が潰れても契約自体はある程度保護されるということは分っていても、不良資産の隠蔽や虚偽の決算報告があり、余り良く思われていない実態はしばらく続くのだろう。